きのうから本格的なリハビリがもう始まった・・・と母から電話があった。
父はとても嫌がったそうだけど看護士さんが無理やり^^;
『大変だけど早めにがんばっておかないと体が硬くなってしまって
言うことが聞かなくなるからそうなってからだともっと大変になるよ~』
とうまく言いくるめて?リハビリ室へ送り出されたのだそう。
1時間で2回立つ練習をしたそうで母曰く『立つことってあんなに大変なんだね』
と思ったそう。
自力ではまだ大変なので手伝ってもらいながらだけど。
やっぱり見ているのがつらいと・・・
わたしも応援に行きたい!
でも 末っ子が熱を出してしまったのでしばらくは無理かな。
うつしてしまったら大変だから。。。
きのう、どうしようか悩んだ末、母に思い切って
リフォームは我が家の兄弟親戚関係で手ごろに出来そうという話と
コチラのほうへ引っ越してくる案を切り出してみた。実家にいたいのなら無理にとは言えないけど・・・
でも母がとっても喜んでくれてホッとした。
近所なら何かあったときにコチラのほうがたくさん手があるし
毎日でも顔は出せるし。
子どもたちにもまだ決定ではないけど『もしも』と話してみたら
手を叩いて喜んだ。
『もうあの家に泊まりに行けなくなるのは寂しいけど近所なら
毎日行けるから心配しなくてすむよ』と。
我が家の子はどうやらやさしく育ってくれているようで安心し
何よりうれしい言葉を聞けた。
子どもながらにおじいちゃんのことを心配していてくれる。
『2人のおじいちゃんと2人のおばあちゃんが両方近くにいれば
うれしい』とも言っていたし。
母も役に立たない上の弟より安心感の持てる環境に
移りたいと言っていた。
前向きに検討してくれるそうなのでよかった。
ところで父がきのうは足をバタバタさせて怒ったと言う。
3文字の言葉、どうしても母には何を言っているのか聞き取れない
のだそうで、何度も言っているのに母が理解してくれないと
怒っている様子。
母はだいぶいろいろと言いたいことが分かるようになったけど
その3文字の言葉がどうしても何を言っているかわからないと。
きっとお互いもどかしいだろう。
父もきっとイライラしていると思う。言葉が通じないって本当につらいと思う。
自分はちゃんと話しているつもりなのに相手にはわからないんだから・・・
看護士さんに相談したら『50音表』を貸してくれたそうだけど
こういう(左脳の脳内出血の)場合って今までふつうに使っていた字も
見て何が書いてあるのか分からなくなるそうだ。
やっぱり母が聞いたら字が分からないと答えたそう。
先生もそれはもう一度勉強すればわかるようになるかもしれないけど
まだ今は字もわからないよ!と言っていたそうだし。。。
1つ1つ前に進めば進むほどまた新たな問題が出てくる。
これから父ががんばらなくてはいけないことが山ほどあるんだな~。
母もそれを2人3脚で支えていかなくてはならない。
大仕事だと思う。
でも記憶もダメかもしれないと言われていたのに家族、子ども、孫のこと
兄弟のことも親戚のことも覚えていたし、話がはっきり聞き取れないけど
リハビリすれば大丈夫そうだと言われているだけありがたいのかも。
寝たきりで赤ちゃんのようにただただいるだけになってしまう場合もある
そうだし、命をそのまま落としてしまう率も高いものだったと言うから
命が助かっただけでも感謝しなくてはいけない。
父はどう思うか分からないけど家族は感謝を忘れないで支えて行きたい。